【今月の運用実績】2024/10(11/2)

9月末 10/410月末 11/1前月末比前年末前年末比
PicoTerasu-1.59%+8.84%
NIKKEI22538,647.7538,053.67-1.51%33464.17+13.71%
NYダウ41,563.0842,052.19-0.71%37689.54+11.58%
ナスダック17,713.6218,239.91+0.56%15011.35+21.51%
米ドル/円146.59152.98+2.87%141.05+8.33%

10月は日本で首相の交代が有り、岸田さんから石破さんへ交代しました。個人的には、なんだかんだと言いながら着実に案件を進めていく岸田さんは評価していたんですが、裏金問題など政策とは関係ないところで随分足を引っ張られましたね。お疲れ様でした。長らく党内野党だった石破さんが何度目かの正直で自民党総裁、首相となられたわけですが…政策的に急転換できるわけでもなく、人心一新とはいかなかったようです。今の国情を鑑みれば、誰がやろうと斬新的な改革しか今は出来ないわけで、致し方ないとは思います。一夜にして数ある課題を解決してみせます!なんて言われる方が胡散臭いですね。

そう思うと、アメリカ大統領選挙は胡散臭い話ばかりということになりそうです。課題山積で、一挙解決なんてどれも不可能でしょうに、自分が大統領になれば解決してみせる、といわんばかり。あれに何を感じたら良いのやら。たとえ党派は違えども、尊敬できる相手だからこそ全アメリカの大統領になれると思うのですが…対立候補を罵り、嘲り、こき下ろすことに終始する様には目を背けたくなりますね。

もっとも、それほどにアメリカが矛盾を抱えている、という事実からは目を背けてはいけないのかもしれません。私もアメリカ株を買っているわけですが、バラ色の社会がそこにあるわけでは無いということです。平和が続けば富の偏在が起こるのは自然なことです。富める者はより強く、貧しき者はより弱くなっていく。でも、別におかしなことではありません。努力を続けることは誰にでもできることではありません。それは教育と道徳によって支えられているのであって、向上心なくしては無理なものです。蓄積は、努力したものの当然の権利であり、それをむやみに奪い取れば理不尽の極みです。社会を維持する上でもっとも大切なことは、正直者や努力した者が報われることであって、誰かの豊かさをむしり取って別の誰かにタダで提供することではありません。
ただ、行き過ぎた貧困を放置することも、社会を維持する上で問題を引き起こします。再起の機会をある程度提供せざるを得ない。また、すべての経済行為が適切な対価の支払いでもってなされているとも言えません。これらの調整が要ります。この落とし所はどこなのか。社会全体が今も大きくなっているというのなら、その分け前をどう切り分けるか。この難しい解を、民主主義は国民が自分で考えていかなくてはいけません。その覚悟を、我々も、アメリカも求められていると思います。

BP BP plc.追加購入
7011 三菱重工一部売却
6141 DMG森精機新規購入

10月はほとんど動きませんでしたが、下がってきた石油株を少し仕入れたのと、高値圏の三菱重工を一部利益確定し、ほぼ同額で森精機を購入しました。日米とも政治が落ち着かない中、嵐への備えは引き続き続けたいと思います。

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