【今週の運用実績】2024/9/20

今週は日銀金融政策決定会合、FRBのFOMCが重なり、金利と為替に株価が振り回される一週間でした。結局、FRBは倍速の0.5%下げ、日銀は0.25%で据え置きと、株価フレンドリーな内容となりました。FRBの0.5％下げが本当に予防的措置なのか、日銀は利上げ先送りし、逆に追い込まれることにならないのか、個人的には疑問ですが、8月の乱調相場を見せられてはタカ派色では動きづらかった、というのが双方の本音かもしれません。中央銀行が株式市場に気を使わなければいけないのは少々筋違いな気もしますが、一般市民までが投資をするようになった時代では、株価暴落が消費者の消費動向に直結するようになってしまって、気にせざるを得ないというのが実情でしょうか。何にせよ、中央銀行のお歴々の方々のご苦労には頭が下がります。

中央銀行ウィークを楽観的に通り越して、じんわり株価は回復基調となりました。含み損が減るのはありがたいですね。

とはいえ、日銀の利上げは先送りであってもいつかはやるでしょうし、FRBも景気後退を意識しつつ利下げを繰り返し、為替は円高圧力に晒されることになるでしょう。楽観にはまだ早いと思いますので、資産は圧縮気味で進めたいと思います。優待銘柄であっても、低配当、低成長の銘柄は入れ替えを進めていきます。現金余力も3600万円ぐらいまで戻ってきました。幸いにしてショック無しに進めば含み益が膨らんで良し、再びショックがあれば、その時こそ動きたいと思います。