【今週の運用実績】2024/9/27
前週末09/20 | 今週末09/27 | 前週末比 | 前年末 | 前年末比 | |
PicoTerasu | +3.94% | +11.55% | |||
NIKKEI225 | 37,723.91 | 39,829.56 | +5.58% | 33464.17 | +19.02% |
NYダウ | 42,063.36 | 42,313.00 | +0.59% | 37689.54 | +12.27% |
ナスダック | 17,948.32 | 18,119.59 | +0.95% | 15011.35 | +20.71% |
米ドル/円 | 143.91 | 142.19 | -1.20% | 141.22 | +0.69% |
中央銀行ウィークを無事通過し、自民党総裁選トレードな週でした。その前に行われた立憲民主党の党首選が全く市場の興味を惹かなかったことを思うと、野党の存在感の薄さが際立つ週となりました。もちろん、与党の党首選は事実上の首相選挙なわけで重要性は桁違いですが、今回の総裁選が実質的に自民党の失態が原因であることを思うと、「こんなはずではなかった」という人は多いことでしょう。立憲民主党としては、将来の首相候補を選ぶつもりで自分たちの党首選を演出したかったのでしょうが、PR戦略としては自民党の圧勝という印象でした。立憲民主党の候補者も、代わり映えのしない名前ばかりだったのも、結果的に人材不足を露呈する形になったと思います。自民党は、結果は石破であったとはいえ、新人の多さから層の厚さをアピールできる機会となりました。安倍派の大物が消えてもあれだけの候補者が並ぶのは、底力を感じざるを得ません。
とはいえ、トレードもここまで。来週は「石破ショック」となりそうです。今週あげた分が吹き飛ぶのは致し方ないとして、追加でどこまで下がるか。オタク気質や率直な物言い、安保重視ではありつつも対米追随からは一線を画す姿勢など、良くも悪くも物議を醸す姿勢が首相になってどう現れてくるか。予見不可能な点が不安を誘っているかと思います。投資家の不安を解消し路線が明瞭になるまで、日本株の復調は無さそうです。新首相には強烈な洗礼となるかどうか。国民の中で投資に関わる人はNISAで確実に広がってきていると思いますが、支持率や投票行動に今後どこまで影響してくるか。政治の新しい力学になりそうです。株価下落で政権は倒れない…といつまで言えるのか。
先週 | 今週 | |
日本株 保有銘柄数 | 138 | 137 |
日本株 含み損銘柄数 | 35 | 22 |
米株 保有銘柄数 | 34 | 34 |
米株 含み損銘柄数 | 5 | 4 |
日本株急騰のお陰で含み損銘柄数は急減しました。しかし、来週は急落が予想されますので、楽観は何もできないですね…
3249 産業ファンド | 追加購入 |
8035 東京エレクトロン | 一部売却 |
2810 ハウス食品 | 全部売却 |
6594 ニデック | 一部売却 |
日経平均が急騰する中で、今後の下落に備えて膨らみすぎた銘柄を売却しました。また、鉄道・食品株は縮減方針でしたので、ハウス食品も全て手放しました。株主優待の権利直前でしたが、ここしばらく成長が無く、配当も優待もさほど魅力的でも無いため、手放すことにしました。カレーは好きなんですけども。
この結果、概ね今年の6月末と同じぐらいまで現金は回復させました。ただ、保有銘柄のバランスは大きく変わったのが今後どう出るか。鉄道・食品など内需株を減らし、半導体、化学、機械等を増やして、成長力をより取り込めるバランスに変えたつもりですが、円高方向の中で、逆行しているかもしれません。もっとも、黙ってアメリカ株、が一番正解の気もしています…