週次パフォーマンス　2024/06/17-06/21

日経平均は38000円台でずっとウロウロ続けています。日本株は継続的に下押し圧力がかかっているような感じですね。幾つかの銘柄が跳ねて、何とか指数はキープされているような感じです。

日経新聞で興味深い記事がありました。

日本株ETFから巨額資金流出　さえない株価の真犯人か（日経新聞）

日本株ETFから5月は1.2兆円の流出があったようですが、その売り手は誰なのか。金融機関やら色々と取り沙汰されているようですが、記事の基調としては、売り手の個別事情（金利上昇に伴う保有債権の損失補填や短期トレードの益出し等）での売却であり、企業のファンダメンタルとは関係ないものではないか、という雰囲気。これが本当なら、今後はじわじわ戻していくはずですが、果たして。アナリスト予想やら市場概況の記事ほど信用ならないものはないですからね…良いときは良い予想が、悪いときは悪い予想が目立ってしまうのは世の常です。

日本株を尻目にアメリカ株は調子を上げてきていますね。日本株のほうが圧倒的に比重が大きいのに、なぜか10%程度の米株が含み益を増やしてくれています。2022年の頃に、もっと買っておけばよかったなぁと後悔してしまいますね。悪い時にこそ、含み損を抱えながらでも買っていく姿勢が大事だな、としみじみ思います。

含み損銘柄は入れ替え等あっても総数はさして変わらず。日経平均が上向いていかないと、当面こんな感じかなぁと思います。2割が赤字というのはあまり心穏やかではないんですが…

久しぶりに、本当に一度も売買が無い週でした。買いの基準を厳し目に見ていることが原因かと思います。投資余力は確保していますけど、一本調子で上がりそうにも無い中、買い増すにしても慎重にいきたいと思います。例えば明日、突然の大地震が来て、日本株が総崩れになっても何ら不思議ではないのですから。