月次パフォーマンス　2024年8月（8/30）

8月は久しぶりに大荒れの一ヶ月でした。が、月締めで考えれば7月が底。8/5の急落も、月末になれば回復してしまい、指数的には無かったことに…狼狽売りは良くないことを改めて再認識させてくれる月でした。

日向灘の地震に台風10号と天災に振り回された一ヶ月でもありました。お盆に重なった地震と巨大地震注意は、3.11のプレート型地震の恐怖を再び思い出す機会となりました。台風10号は、これまでと全く異なった動きで、気候変動の気配を感じます。2030年に向けて、もはや世界が変わることを受け入れて、私達は変化を受け入れる準備をしなければいけない時に来ているのでしょう。

8月5日の急落時には動くことが出来ず、その前後の動きばかりにはなりますが、久しぶりに大規模に売買した月となりました。

大凡ですが、こんな感じで動きました。

半導体業界はまだまだ成長産業だと思いますが、一旦調整局面のようなので、買い進めようと思います。鉄道業界は、インバウンド期待での上げ幅が剥げ落ち、コロナ禍の最中よりも酷い状況に。利益も増えてきているし、なんでや…という気分ですが、他の業界に比べて利益も薄いし、成長力も無いし、安定産業かと思えば天災リスクに通勤通学の減少、過疎路線の増加と、下押し圧力は増すばかり。ディフェンシブ銘柄と思っていたら、いつの間にかただの斜陽産業に…落ちた株価が戻ってこない。インフラを担っていて、急に消えることもないでしょうが、それに甘えて稼ぐ力を磨いてこなかったことは確かかもしれません。鉄道運賃は行政許可がないと簡単にはあげられないので、そもそも医療業界のような雰囲気もあるわけですが、やっとインフレで値上げも認められやすくなってきた感じもあります。変化が起これば良いと思いますが、当面動きはなさそうでリスクの方が大きいかと考え、手放していくつもりです。